ボタンエビの旬とは？どんな時期に食べるとおいしいの？

ボタンエビは、冷凍のものなどが流通しているので、

基本的に一年中食べることのできるエビのひとつです。

甘エビより甘く、身もプリプリしているので、

生食用エビの王者とも呼ばれています。

「エビを食べるなら、断然ボタン！」

というくらいファンでいらっしゃる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

年中食べることができるおかげで、

あまり考えたことのないという方もいらっしゃるかもしれませんが、

その旬はいつなのでしょうか。

ボタンエビの旬

ボタンエビは、日本海沿岸から

ベーリング海にかけて水揚げすることができるので、

地域によって水揚げすることのできる時期や、

産卵の時期が違います。

しかしながら、

4月から9月の間にすべての地域の産卵が終わるようなので、

食べごろは冬から春にかけての時期であり、

11月から3月くらいまでの時期が食べ頃であると言えるでしょう。

ただし、北陸地方などでは、

ズワイガニ漁をすることのできない時期に,

このエビを漁獲する地域もあるので、

そういった地域で新鮮なものを食べることのできる食べ頃は、

3月から夏にかけてとなります。

ボタンエビの成長

ボタンエビの成長過程としては、生まれて4年くらいまでは、

すべてのものがオスです。

それから、生まれてから4年目から5年目の間に性転換を行い、

メスへと成長します。そして5年目前後くらいに産卵を行います。

産卵してもどこかに産み付けるわけではないので、

そのまま1年くらい母親エビは抱卵します。

寿命はおよそ8年だといわれています。

人によっては子持ちエビを好んで食し、

子持ちの時期こそ旬であると言われることもあります。