赤エビの特徴と生息地|日本で安定した値段で手に入るわけとは
「赤エビ」というのは、市場や地方で通称として呼ばれる名前で、
正式名称は「クマエビ」といいます。
ホンエビ上目十脚目根鰓亜目クルマエビ科ウシエビ属に分類されるエビで、
体の色自体は茶褐色のような色をしており、
脚だけが赤いのが特徴です。
なぜ正式名称が「クマエビ」というのかどうかについては、
詳しくは分かっていませんが、
通称「アシアカエビ」と呼ばれることがあり、
その由来は脚が赤いことにあります。
他にも、キジエビ、アカアシ、カラス、ミズヒキエビと
地方によって呼ばれ方が違います。
赤エビの生息地
国内の生息地としては、
千葉県房総半島より南の西日本に多く生息していると言われています。
海外では、韓国や東南アジア、オーストラリア、フィジー、
地中海東部に生息していると言われています。
西日本に多く生息していると言っても、
日本の近海で獲れる量は少ないので、
日本で流通している赤エビの多くは、
輸入ものであるのが特徴です。
したがって、値段は少々高めではありますが、
冷凍ものを安定した値段で手に入れることができます。
おいしく新鮮な赤エビの選び方
美味しいものは、より脚が赤ければ赤いほど良いと言われており、
ぎゅっと詰まった感じの身が特徴なので、
全体的に張りを感じられないものは避けるようにしたら、
美味しいものと出会うことができます。
身がしまっていて、繊維っぽい感じなので、
生っぽいものが苦手だという方でも、
食べることのできるエビのひとつではないでしょうか。
最も美味しい食べ方としては、エビフライがおすすめであると言われます。