伊勢海老の卵のおいしい食べ方|料理方法はむずかしいの?
伊勢海老は5月から9月にかけて産卵期を迎え、成長するにつれて、
体内から外に出し、孵化していない子供たちをお腹の外に抱え込む形をとります。
そのお腹の外で抱え込む前の状態の伊勢海老から取り出すことのできる卵は、
とても美味しいと言われています。
「本体自体、見る機会が少ないから孵化前の子供たちなんて見たことがない」
という方もいらっしゃるかもしれません。
伊勢海老の卵って見た目はどうなの?
伊勢海老の卵は明太子のようなピンク色をしており、
子持ちのものであった場合、割った瞬間に中からあふれ出てきます。
色的に、エビの味噌と間違えてしまう方もいらっしゃいますが、味噌はそんなにあふれ出るほど保有していません。
したがって、
割った瞬間に身とは違うものが出てきた場合には、
それは孵化する前の子供たちです。
少しグロテスクな感じもあるので、初めて見る方は驚かれる方が多いです。
伊勢海老の卵の食べ方は時別なものはない?
専門に扱っているレストラン等に行けば、
食べ方も様々あるようですが、
お家で孵化する前の卵を食べる場合のオススメの食べ方は、
非常にシンプルなものです。
それは、ただ塩で味付けをして、焼いて食べるというものです。
オーブンで焼いたり、火で炙ったりすると良いでしょう。
さすが高級食材であるだけに、
お酒のすすむ薫り高い味わいを経験することができます。
子持ちの期間は、限られているので、
専門店でも中々食べることができません。
もし、子持ちのものに巡り合えたときには、
その幸運を感じながら、
よりエビの風味がより引き立つ食べ方で食べるとよいでしょう。